日本で初めてチョコレートを食べた人は?
日本人で初めてチョコレートを食べたのは、1617年、伊達政宗の密命でスペインに渡った志倉常長ら一行ではないかといわれています。彼らはメキシコ経由でヨーロッパに渡りました。メキシコでビスケット、パン、コーヒー、こんぺいとう、カルメラなどを味わっています。こうしたお菓子とともに、当時、メキシコでポピュラーだった飲み物だったチョコレートを味わったのではないでしょうか。
徳川時代にも、オランダ交易を通じてチョコレートが入ってきています。将軍や側近の者はチョコレートを食べたのではないかと考えられます。
もっとも古い記録としては、1797年に書かれた長崎・丸山の遊女の「もらいもの目録」の中に書かれた「コォヒ豆一箱、チョクラート」という記述です。
江戸時代には、チョコレートはお菓子というより、薬用の飲み物として考えられていました。当時の医学書に「培養(栄養)多く、茶、珈琲などに比ぶれば遥に優りたるものなれば、甚だ好ましき料なり」と書かれています。そして眠気を覚まし、心を朗らかにし、頭の回転を早くすると褒めちぎられています。
日本で初めてチョコレートを食べた人は?関連ページ
- ギネス長寿者はチョコレート大好き人間!
- 一週間に15枚の板チョコレート相当を食べていたそうです。
- 「チョコレートを食べると鼻血がでる」はウソ
- 「チョコレートを食べると鼻血がでる」の噂が広まった理由とは?
- チョコレートを食べるとニキビが出来る?
- 「チョコレートを食べるとニキビが出来る?」はウソホント?
- チョコレートを食べると眠れなくなる?
- チョコレートを食べると興奮して眠れなくなるという説はウソホント?
- 板チョコの溝は割りやすくするためのものではない
- 板チョコの溝は何である?
- チョコレートの食物繊維は特に効果が高い
- チョコレートに含まれる食物繊維を紹介します。
- チョコレートには良質なミネラルが豊富
- チョコレートには日本人に不足する栄養素が含まれてます。
- カカオは薬として使われていた
- エルナン・コルテスはカカオを薬として使っていました。
- 液体から固体へチョコレートの進化
- 19世紀チョコレートの歴史に革命が起こります。チョコレートにまつわる4つの発明がされます。
- チョコレートにはミネラルが豊富
- チョコレートやココアの原料であるカカオは、日本人が不足しがちなミネラルが豊富です。
- チョコレートやココアに集中力や記憶力を高める効果
- チョコレートやココアに集中力や記憶力を高める効果があるといわれています。
- チョコレートは発酵食品
- チョコレートの原料となるカカオは発酵することで美味しくなっているのです。